国際親善

プログラム例会と支援金贈呈式

■日 時:2016年2月18日(木)

認証以来13年支援している(公財)PHD協会の講師と研修生に「研修生の帰国後の様子と大震災後のネパール」について講演していただきました。

研修生のカンチさんは「日本の幼稚園は絵本や楽器で学ぶ時間が多く、歯磨きをする時間もありとても驚いた。ネパールではコーヒー1杯10円でも歯ブラシは50円、母親は育児・家事以外に家畜の世話と多忙で歯磨きを教えられないので虫歯が多い。帰国後は幼稚園の先生として子供たちに歯磨きを教えるなど日本で学んだことを生かしたい。」と話されました。村から最寄りの病院まで車で一時間以上かかるので応急処置の方法も学ばれたそうです。また、ネパールの現状については、大震災の爪痕がまだ多く残り、復旧には程遠いとの事でした。

ミャンマーやタイ・インドネシアに帰国した研修生は保健師や幼稚園教諭、中には村長になった方もおり、各々が村の発展のために活躍しています。

会員からもたくさんの質問が出て日頃知り得る機会のない話ばかりで大変有意義な時間でした。今後の活動につながる講演となりました。